いよいよ引き渡しが近づいてきた。我が家は1月の引き渡しにしたので、本当にもう間もなく、というタイミングである。
月並みではあるが、思えば長いようであっという間だった。2021年に契約をして、2022年はほぼやることなく無風。2023年は駐車場やら内覧やら保育園やら住宅ローンやらいろいろ動きがあり、2024年で引渡しに至る。
これまで何度も将来の自宅を見に行った。徐々に歩道が整備され、植栽が整備され、橋ができて、公園ができて、どんどん育っていく様子を見るのが楽しみだった。これは完成したらすごいことになる、とワクワクしていた。最後に巨大なモニュメントもできるのは予想外だったが笑、まあそれだけ東京都がハルミフラッグにお金をかけてくれているということなんだから、将来のネイバーズとしてはありがたく恩恵に預かりたい。
契約当初は不安もあり、そんな不安に対する気持ちを歌にした。
今日は当時の不安な気持ちに対するアンサーソングを贈りたいと思う。
今 都心の不動産は過去に無い高値で 崩れそうで 消えてしまいそうな相場で
→まだ過去にない高値更新中だぞ。ただ、なんか当時よりも楽観的になってきてる雰囲気を感じるので、ガチの天井かもしれない。
住宅ローン控除も縮小されて、
→子育て世代への支援の機運が高まり、その文脈で住宅ローン控除は温存されるぞ。フラット35に至っては子育て世代は金利優遇されるぞ。
政府は増税志向で
→意外と岸田総理は増税しないぞ。むしろ税金ばら撒いて電気代は安くなるし、ガソリン代も安くなる。東京都は独自に子育て世代に金をばら撒き始めるぞ。子供1人あたり6万くれるぞ。高校もタダになるぞ。ただインフレ進んでるぞ。
株価も冴えないし
→株価絶好調だぞ。信じられないことに日本株がめっっちゃ騰がる。2024年に入ってS&P500も最高値を更新するぞ。
ハルミフラッグは確かに今の相場から見れば割安に見えるけど、これから相場がどうなるか分からないし、
→相場は上がり続けているから、今の相場から見たら破格の安さに見えるぞ。回を増すごとに抽選は加熱してお祭り騒ぎだったぞ。
そもそも駅遠で街として実績がない陸の孤島だし、生活するのに不便なのか便利なのかも分からないし、
→陸の孤島なのは変わらないけど、ららてらすの実物見たらまあ日常の生活には困らないかなと思えるレベルになったぞ。
BRTの実力も分からないし
→BRTはハルミフラッグから新橋まで11分で繋がるぞ。ただ便数は少ないし、本当に11分で着くかもわからないし、新橋って言っても汐留のあたりだし、まだ実力はわからないぞ。
ランニングコストは高いし
→ランニングコストは高いのは変わらないけど、もはや物件価格の割安に目がいって、だれもランニングコストの高さを気にしてないぞ。
どんな住民構成になるかも分からないし
→住民構成は本当に謎。契約会とか内覧会とかで会うのはちょっと年齢層高めの夫婦が多かった。ベビーカー押してる若いファミリーみたいなのは少数派だった。曜日の問題?
買うには非常に勇気がいる
→もう誰も怖がってないぞ。
特に保育園は死活問題。調べれば調べるほど無理ゲー感がある。これから第二子が生まれてこようものなら、その子は絶対に入れないだろうなと確信している。それどころか、上の子すら危ういんじゃないかという数値になっている。
→これはマジで無理ゲーだぞ。まだ結果は出てないけど。いろんな識者が試算してたけど全然足りないんじゃない?というレベル。入居者説明会でメリーポピンズの人と話したけど、希望者が集まるか不安だと言っていた。うちはこういう魅力があるので是非希望を出してくれ、と言われたが、いやそんなもんほっといても満員になるでしょう、むしろ枠が少なすぎて入れるか不安、というか絶対入れないんじゃないかと思ってます、初年度から定員フルで受け入れてくれ!と伝えたら、もちろん希望者全員受け入れるのが理想です、区と話します!みたいなこと言っていたけど、ズレてないか?とさらに不安になった。
しかも調べれば調べるほど中央区ルールに苦しめられることがわかった。この辺はまたどこかで備忘録として残しておきたい。1末ころに通知が来るらしいので、期待せず待っている状態。
最悪遠くの園に車で送迎すればいいか、と考えたが、駐車場も抽選だぞ、と俺の中のリトル大松が顔を出す。
→駐車場は、、、これもまた備忘録としていつか書いておきたい。
保育園に入れなそうだから、という理由で家族のデザインが制限されていいはずはない。
これは非常に大きな問題だし、今後ハルミフラッグを検討する人たちも、冷静になればこの問題に必ず直面するだろう。
良くも悪くも注目度の高い物件なので、この問題が表面化したら悪評となってまとわりつくだろう。事実だからしょうがないけど。
→実際、これから中古で、賃貸で、なんならスカイデュオ買って入居してくる保育園児ファミリーはどうするんだろう、、、
10年前、東日本大震災直後の湾岸エリアのマンションの価格は一時的に崩れたが、そこで買おうと決断するのは非常に勇気がいることだったろう
→2024年の正月は能登半島で大きな地震があった。この地震では陸地が隆起して海岸線が後退するという地質学的にも非常に珍しい現象が起きた。
湾岸エリアは意外と災害に強いと言われているものの、さすがに大地が隆起したらひとたまりもないなと思った。そのリスクは正直考えてなかった。けど地震保険は入らなかった笑
いや俺もあの時ハルミフラッグ買っときゃよかったよ、となるか
いやあの時ハルミフラッグに飛びついたのは最後のイナゴだったな、となるか
それは誰にも分からないのが今なのだから、仮に10年後、俺もあの時買っときゃよかったと言う人が多い時代になったとしても、今この瞬間はそんな簡単な決断ではなかったということを理解して欲しい
買ってもいいのか、やめた方がいいのか、買ってよかったのか、間違いじゃなかったのかと考えが
何度もばらばらに割れて
苦しい中で今を生きている
今を生きている
→結局これ。この気持ちは変わらない。
ということで、引き渡し楽しみです。